ピノキチのジェイドくん

ジェイド250をコツコツ弄り続ける。たまにモンキーや友人のYZF-R25も弄る。DIYと流用とつじつま合わせと無理付けとポン付けと破壊と修理とメンテナンスと事故とトラブルとetc…つまりめちゃくちゃなカスタム備忘録だ!

ツーリング撮影にWG-M1をオススメ『できない』3つの理由

こんばんは。かっぱです。

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RICOH WG-M1を購入して1年半ほど経ちました。その上で感じたこと、わかったことを書いていきますがタイトルで落ちてます。

今回の記事には主観や勝手な感想がたくさん含まれます。こんなもん参考になるかー!とお怒りの全国35億人のライダーさんもいらっしゃると思いますが、ツーリング動画にアクションカムを迷っている方の選択肢の一つになれば幸いです(建前)

他の買ったほうがいいよ(本音)

 

 

ではダラダラ書いてもアクセス数伸びないのでさっさと書いていきましゃう。

あ、買った時のレビューはこっち読んでね↓

 

 

理由その1.重い

そのまんまです。本体やマウントで約200gです。200gというと大体これくらいありますよ。

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わかりづらい?あ、そう…

gopro5先生は標準マウント込みで約165g、ソニーHDRなんちゃらなんかは90g以下です。

もちろん重い分耐衝撃に優れていたり、防水性能が高かったりするのですが、そのメリットを上回るほどこの重さは足枷になります。

これは以前、無理矢理ヘルメットにマウントした写真です。

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いやそんな付け方したら重いに決まってるだろって思うじゃないですか。

しかしですね。

WG-M1は画像回転が180°しかない為、横向きには装着できません(編集で縦画面にするならいいけど)。なのでヘルメットにマウントする場合はちょんまげのように上につけるか、ひっくり返して顎に付けるか(メットの形状によってはかなり角度が厳しい)おまけにネジのマウントが底面なので、とにかくメットには向かない。

そしてこの重さ故に振動をかなり拾う。もちろん手ブレ補正機能は働いてくれているが、走行動画のガクガク感は否めない。

 

 

理由その2.確認しづらい

これも形状に問題があります。画面が上面にあるため、走行中はほぼ確認できません。

肝心の画面はピクセルが荒く、また斜めから見ると画面に変に光が反射しほとんど真っ暗です。

もちろん画角の確認やモード設定などは乗車前にってことで構わないのですが、このカメラ厄介なことに電源が切れてしばらく付けないでいると、いつの間にか前回の設定などがデフォルトに戻っていることがあります。

主に画角やループ撮影設定です。

デフォルトだとループ撮影がOFFになっており、このまま録画しても10分録画したらそこで勝手に終了してしまいます。これがOFFになっていることに気がつかずに走っていて、あとでいい景色だったな〜とカメラロールを確認すると絶句…なんてことも何度かありました。

 

一応公式の連動アプリでスマホからも操作は出来きます(後述)

 

理由その3.連携アプリがクソ

言い方悪いですが、クソです。公式でリリースしているWG-M1のアプリはほとんど使い物になりませんでした。LEというverなら我慢すれば使える、といったところです。

前述した通り、アプリでカメラと連動しスマホ上で画面の確認や録画、停止、撮影した動画の確認やダウンロードが可能です。可能ですが…まずその連携のWi-Fiが遅い。動画の確認はあまりに遅すぎて10分の動画を見るのに読み込みが10分以上かかる時もあります。ダウンロード時も同じで、散々時間かけておいてDLに失敗しましたとかザラ。PC上で編集、投稿する方は問題ないのですが、旅先でSNSに載せたい時や自分のカメラロールに残したい時などは本当に不便です。

また、スマホと連動している時はWG-M1本体が異常に熱を持つので長時間の連動はオススメできません。

 

 

結局WG-M1はオススメできないのか?

タイトルで書いた通りです。

本体は重く、使用時の視認性も悪く、肝心のツーリング先では使えない。当然ツーリングには向いていません。細かいので上の理由には書いていませんが、他にも風切り音が酷かったり microSDが32GBまでしか使えなかったりあるのですが、結論としては『ツーリング撮影に』オススメできません。

 

 

ではWG-M1は買わない方がいいのか?

その答えは『NO』です。

は?上のダラダラした記事は茶番かよ!とお怒りの全国70億人のライダーさんもいらっしゃると思いますが、ちょこっと話しを聞いてください。

確かに私はオススメできない理由を3つ挙げました。ですがそれは『ツーリング撮影』に向いていないというだけです。

 

実はWG-M1は、別の使い方ならとても優れたアクションカムだと思いました。

それは、『旅先での』撮影なのです。

 

ツーリングとはたしかに道中の景色や他のライダーさんとの触れ合いが魅力です。その一部始終を切り取り、残したいというのはもはや世界の理です。

 

そして当たり前ですが、そのツーリングにも目的地があります。中間地点もあります。寄った先でバイクを降り、美味しいものを食べたり、絶景を見に行ったりもしますよね。

そんな時にこのWG-M1は真価を発揮できると感じました。

重いけどタフな本体は、川や海はもちろん、ただ観光地をぶらつくのにも気軽に撮影ができます。

バイクに付けると確認しづらい画面も、手や自撮り棒で持って撮影する分には十分です。また運転中など一刻を争う場面ではないので、ちゃんと確認してから撮影すればいいだけですしね。

アプリとの連携は…うん。他のWG-M1使っている人でこのアプリも使えるよ〜って記事もあるのでそれとか参考に…ね?

まぁともかく、高性能な手ブレ防止機能と様々な画角、タイムラプス機能など旅先で動画を撮るのにはとても優秀なカメラだと感じました。

 

 

まとめ

なんだかんだ長くなりましたが、WG-M1というアクションカムはツーリングに使うよりも、目的地で遊ぶ時に使うのがベストです。この夏はとても暑いので、サーフィンやるウェーイ系な人とか、川でBBQするウェーイ系な人とか、山でソロキャンプするウェーイ?な人とか是非試してみてはいかがでしょうか?

アクションカムで迷っている方に参考になれば幸いです。

ちなみに、現在型落ちで安くなっているところが多いのでそういう意味でもオススメかも?

 

RICOH 防水アクションカメラ WG-M1 オレンジ WG-M1 OR 08286

RICOH 防水アクションカメラ WG-M1 オレンジ WG-M1 OR 08286