面倒なフロントフォークとキャリパー
遅ればせながらあけましておめでとうございます。ピノキチです。バイクもブログも、やろうやろうと思っているのですが体力も時間も追いつかない今日この頃です。
なお、こちらの記事は去年の11月ごろに投稿予定でした…
フロントフォーク
本題ですが、現在ウチのジェイドくんはNC31のフロントフォークを流用しています。
もう2年以上も前ですが当時パーツを集める際に色々調べました。流用元の選択肢は他にも色々あるんですが、その中でNC31を選んだのは
- スピードメーターがホイール取り出し
- カスタムパーツ及びリペアパーツが豊富
- ネットに情報が多い
以上が主な理由です。
さらにその中からNC31の最後機に当たるVer.Sのフォークを流用しました。このVer.Sは純正でブレンボキャリパーが奢られた贅沢なモデルで「どうせそのうちブレンボとかに変えたくなるだろ」と思い選びました。
しかし先日のブレーキホース交換時に汚いし若干引きずりもあるしキャリパー交換したいなーと思いました。
しかしこれがのちに面倒なことを招きます。
キャリパーピッチ問題
初期のNC31はピッチ80mm、NC39(V-TEC)以降はピッチ62mmです。このサイズはホンダの定番なので多車種流用含めてキャリパー、キャリパーサポート共にいくらでもあります。
ではVer.Sの純正ブレンボはというと…65mmです。
スーフォアなんて社外パーツいくらでもあると踏んでましたがピンポイントで流用できません。
調べるとドゥカティの純正ブレンボだけが65mmを採用しています。つまりこのブレンボキャリパーはドゥカティのOEM?しかもそのためだけの専用フォークということですかね。まぁとにかくドゥカティからなら流用できそうってことです。
ただしドゥカティの純正ブレンボから探すといっても、実質モンスター系に採用されていたキャスティングしかありません。
試行錯誤していると純正じゃなくとも普通にブレンボに65mmキャリパーの設定がありました。
しかも安い。キャリパーサポートも各メーカー65mmピッチ対応品は少ないことから巷では40mmピッチが人気すぎる故に安いのかもれない。
これならサポートなしでポン付け…かも?
選択肢
ということで選択肢として
- 別年式のフロントフォークに交換する→フォークの金額にプラスで40mmブレンボ キャリパーとキャリパーサポートの値段も乗ってきます。流用元のフォークとヤフオク相場状況にもよりますが。
- ワンオフでキャリパーサポートを作る→図面が書けないというのもありますが、制作してくださる業者さんを探して依頼、見積もり、現車持ち込みができない以上沢山のメールでのやり取りや確認作業もあると思います。ピンキリですがワンオフなのでまぁまぁ高価。
- ドゥカティ純正ブレンボに交換する→せっかく交換するのに同じ形のキャスティングキャリパーでは面白くない。ゴールド以外やロゴ違いもあるのでそこで妥協するか。
- ブレンボ 65mmキャリパーに交換する→理論上はポン付け。見た目が変わるしそこまで高くない。
ということでブレンボの65mmキャリパーに交換します。
やっぱり流用
調べているとドゥカティに上記の65mm 4PADキャリパーが純正で採用されていたようです。すぐにラジアルキャリパーが出てきたので短い期間だったようですが。
んで、丁度良さげなのが中古で見つかったので購入してきました。
ドゥカティ外しとしか書いていなかったので車種は不明です。きったねえですが2万くらいで購入できたので良しとしよう。
取り付けは問題無し。センターとかはまだわかりませんがパッドの当たり面や位置は問題なさそうです。
ちなみにブレーキホースはセパハン用なのかジョイントアダプター用なのか届きませんでした。
このなんと呼ぶかわからんキャリパー同士を渡す取り回しはカッコいいのですが、せっかく新調したブレーキホースくんを使いたいのでP1.0のバンジョーボルトも購入。あとセンター出し用にシムも購入。
おわりに
真鍮ブラシでピカピカにしてあげました。パッドはまだまだ使えそうなのでそのまま使います。
このキャリパー、4PODの4PADなのでパッドが左右で8枚も必要なんですよね。ランニングコストは微妙に悪いかもしれません。また40mmキャストは30/34mmの異径ピストンですが、65mmキャストは34mmの同径ピストンを採用しています。人によってはそのタッチが気に入らないらしいですが…私には多分わかりません笑
そのうち取り付けようと思いながら年が明けました。去年は本当に片手で数えられるほどしかジェイドくんに乗っていない気がしますが、降りる気もないので今年も暇な時に弄っていきたいと思います。
なにか色んな部品が部屋に置き去りにされています。今年はこれを進めていきます。